点鼻のインフルエンザワクチンの予防接種も今年度より開始予定

今年度より日本では新規発売の、注射ではなく点鼻のインフルエンザワクチンも開始予定です。

こちらは入手可能な数が少ないので、事前予約制で行う予定(先着順)です。

現在発売日程が調整中の為、発売開始日以降にご予約受付を開始する予定です。

*接種ご希望の方は受付へお声がけ頂くか、お電話でお問い合わせください。数に限りがありますので早めのご連絡をお願いします。

 

◯点鼻のインフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液®)について

料金:自費1回8000円(税込)、対象年齢:2~18歳の方。接種回数:1回(13歳未満でも1回です)

*生ワクチンの為、免疫低下されている方等接種頂けない方がいらっしゃいます。

*中学生未満の方は母子手帳を忘れずにご持参下さい(中学生以上の方でも母子手帳に記録記載希望の方はご持参下さい)。

【メリット】

痛みが少ない。注射ではないので痛みが少なく、注射を嫌がるお子さんにも向いています。

②13歳未満のお子さんは注射だと2回接種が必要ですが、フルミスト点鼻液では1回で済みます。

③効果は約1年間継続します。鼻の粘膜に噴射し直接免疫をつけるため、注射型のワクチンより予防効果が高いと言われています。

【デメリット】

風邪のような症状がでることがあります。

接種後1週間以内に、副反応として鼻水やくしゃみのような風邪症状がでることがあります。1週間ほどで治まります。

②接種後初期は迅速検査で陽性反応がでることがあります。

生ワクチンの為、接種後2週間はインフルエンザの迅速検査で陽性になる可能性があります。

接種前後にタミフルなどの抗インフルエンザ薬の使用を控えていただく必要があります。

接種前48時間~接種後2週間は、タミフルなどを内服すると、予防接種の効果が弱まる可能性が指摘されています。

【注意点】

①注射型のワクチン接種と比較すると料金がやや高価です。ご注意ください。

鼻づまりがある場合、効果が十分に発揮されない可能性がある為、症状が軽減してから接種をおすすめしてます。

喘息のコントロールが十分でないお子さん、アスピリンや免疫抑制剤を服用中のお子さんは接種をお控えください。

④フルミストには卵成分が含まれているため重度の卵アレルギーがあるお子さんや、またゼラチンに対しアナフィラキシーなどの既往のあるお子さんは接種を控えてください。

⑤接種後1-2週間は、乳児あるいは免疫不全の方免疫抑制剤を使用している方との接触を避けてください。

⑥接種後に鼻漏やくしゃみが見られても再投与の必要はありません。

接種時に強い抵抗があり、十分に噴射できなかった場合は、効果が期待できないことがあります(この場合も再投与は必要ありません)

⑧フルミスト点鼻液で接種を選択された場合は、注射型のワクチンの投与はできません。

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