皮膚科
巻き爪・陥入爪
【症状】
特に足の親指に多いです。爪が徐々に曲がってしまい、ひどくなると当たると痛みを感じます。
ばい菌が入って化膿してしまうこともあります。
【原因】
歩き方や足の形もありますが、多いのは靴が合っていなくて何度も当たってしまうことで起こることが多いです。
【当クリニックでの治療法】
まず赤く腫れて炎症を起こしたり化膿したり傷ができてしまっている場合は、のみ薬やきず薬などでまずそちらの治療をします。
正しい爪の切り方をお伝えし、当たると痛い場合にはご自宅でできる対処法もお伝えします。
爪が曲がっているせいで何度も痛くなってしまう場合には、爪の曲がりを矯正するワイヤーの治療を行います(保険外、自費)
爪の曲がりを矯正する方法
- 爪に2箇所穴を開けて、弾力があるワイヤーを通す方法(マチワイヤー法)
ワイヤーのもとに戻ろうとする力を利用して爪の曲がりを矯正していく方法です - VHO法
爪の両サイドをワイヤーでひっかけて、巻き上げることで爪の曲がりを矯正していく方法
などがあります。
どちらも基本的に痛みなく可能ですが、曲がりが強い方は軽く触れるだけで痛いので、処置時に少し痛い場合もあります。
どちらも爪が伸びてくると入れ替えが必要です。
【注意点】
症状が進行しないよう、早めに相談にいらしてください。